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ひかり⑩


最初は敬語で話すことが多かった秋乃も、日を重ねるごとに、親子ほどの『歳の差』の意識は薄れてゆき、ごく自然で 打ち解けた会話をするようになっていた。


そこには、秋乃本来の 天真爛漫な部分も出てしまっていたので、たまに我に返り『もしかして、ワガママを言ってしまったかな?』と気にすることはあったが、HARUにしてみれば、秋乃のソレは 全くワガママのレベルに当たらず、ただ可愛らしく映るようで・・・秋乃は、父親にも感じたことがない...年齢差とは 何か別の懐の深い愛情のようなものをHARUに感じていた。


秋乃は、これまでの恋愛や 家族との関わりを通して 多くのコンプレックスを抱えていて、あまり自分に自信を持ったことがなかった。特に、父親との関係が 上手くいってなかったこともあり、ファザコンを拗らせていたのかもしれない。


本当は父親に褒められたい...とか、愛されたい...と思っていたのだろうが、幼い頃から厳格な父親には、特にきびしく育てられたので『愛されている...』という実感を持ったことは、一度も無かった。


そんな中、HARUと出逢い、いつも大きな心で包んでくれることに 理想の父親像...父性を感じて『こんな父親だったら良かったのに・・・』と思ったのも事実だ。それほど 穏やかで、本当の秋乃のすべてを受け入れてくれたことが、たまらなく嬉しくて、また、自分自身にも 自信を取り戻せたような気がした。



そんなある日、ピグで、HARUからある提案があった。



HARU
『ねぇ、今 AKIが書いている物語が終わったら、俺たちのこと書いてみたら??』


秋乃
「AKIたちの事? わぁ...なにかそれ、すごく面白そう!!」


HARU
『まだ俺たち...実際には逢えてないんだけど、物語の中で 出逢って...Hしちゃうんだよ』


秋乃
「えへへ(*´Д`*) じゃぁ、AKIの願望とか...HARUにしてあげたい事とか全部いれようかな(〃ω〃)」


HARU
『俺のことはさぁ・・・すごくエッチなヤツに書いてみて(笑)』


AKI
「うん(*´ω`*) そうするね!」




早速、秋乃は行動する。


その話をした日の明け方には、すでにAKIとHARUがモデルになった官能小説がスタートした。



そして、翌朝・・・HARUからのメッセが届く。



HARU
『AKI、おはよう!昨日はなんだか目が冴えちゃってて、明け方に AKIのブログ更新の知らせが来たもんだから、布団の中で すぐに読んだよ。提案したのは俺だけど、ドキドキしたよ(笑)。物語の中の...ベットでの二人の息遣いが、今にも聞こえてきそうで(笑)才能にも惚れる、って良いなぁ。AKIと出逢えて本当に良かった!』



秋乃
「なんか、AKIも寝付けなかったし、HARUのこと考えていたら、なんか色々と浮かんできちゃって、そのまま書いちゃった(笑) HARUが読んでて AKIが目の前にいる・・・って錯覚しちゃうくらい、リアルに書けたら良いな、って思ってるんだぁ(●´ω`●)」


HARU
『錯覚しそうな程のリアリティって、すごく良いと思うよ。・・・て言うか、実際 錯覚し始めてるよ(笑)物語の中で、AKIが 俺を思って ひとりエッチしちゃうトコとあったよね。あれスゴク好き。実際に目の前でしてたら・・・抱きしめちゃうんだけど(笑)』


秋乃
「ふふっ(*´ω`*)本当はね、あの後・・ホントにひとりでしちゃったんだぁ(〃ω〃)。だって HARUとお話ししてたら、ギュって抱きしめてほしくなって・・・。だからね、一応本当のことなの。人前でなんて、したこと無いけど・・HARUに、してって言われたら、頑張ってしちゃうかも(*´Д`*)」


HARU
『うん...文章読んでて、もしかしたら...って思ってた(笑)そうやってホントのこと言ってくれるのが嬉しいし、AKIの事、すごく可愛いって思うよ。俺の目の前でひとりでしてくれたら、じぃーーっと見つめて、抱きしめたくなるだろうな。ねぇAKI、それ、本当に俺たちが逢った時に、目の前でやってよ。そして、ふたりとも、ずっと目を合わせていようよ(笑)AKIは途中から感じすぎて見ていられなくなるかもしれないけど(笑)AKIが逝くまで、俺がずっと見ててあげるから・・ね』


秋乃
「えへへ(*´ω`*) HARUになら AKIの恥ずかしい所・・・沢山見て欲しくなっちゃいそう(*´з`*)」


HARU
『AKIって、なんて可愛いんだろう』





HARUは、秋乃から 無邪気にHARUのことを想ってひとりエッチしてと告げられた事で、秋乃のことを たまらなく愛おしく、可愛い存在だと思った。秋乃は、HARUに求められることが嬉しくて、もっともっと自分の淫らな部分をさらけ出して、リアルな秋乃を 今すぐにでも抱きたい!と思って欲しかった。


HARUは、大好きな相手とのエッチの時だけ、際限なくS度が増していくタイプで、反対に 秋乃は、大好きな相手とのエッチの時だけ、際限なくM度が増してゆくタイプだった。これほど、相乗効果が期待できるエッチは、ほかに考えられない(笑)また、お互い「してあげたい時」と「してもらいたい時」の衝動を、ごく自然に察知することができる性格なので、きっと器用でそつないプレイをしそうである。


二人は、まだ一度も身体を重ねてはいないが・・・これまでに経験したことがないほど、身も心も相性が抜群にいいだろう、と確信していた。



数日後、またHARUから提案がある。



HARU
『ねぇ、AKI。Skypeってやったことある??』


秋乃
「Skype? それって PCで話せるやつだっけ???やったことないよぉ。」


HARU
『じゃぁさ、今度ピグで話してる時にでも、Skypeやってみる?』


秋乃
「うん!!やりたいっ(*´з`*)」



必要な物は、マイク付きのヘッドセット。そう教えてもらい、次の日、秋乃は会社帰りに家電量販店に立ち寄って早速ヘッドセットを購入した。HARUの声が聞ける・・・そう思うと、嬉しくてドキドキが止まらなかった。



Skypeはカメラを利用するビデオチャットもできるが、HARUと秋乃が話すのは深夜。とりあえずカメラ機能は使わず、音声チャットだけにすることにした。



その日の夜、ピグで HARUにレクチャーを受けながら Skypeアカウントを取得。ついにコールをする瞬間が訪れる。



PCの画面に、HARUからコールが入ったというポップアップが出る。
緊張で震える手でマウスを動かした。



HARU
『もしもし? AKI? 聞こえるかな?』


秋乃
「あぁっ! 聞こえる! HARUだぁ!!」


HARU
『あはは(笑)こんばんは。』


秋乃
「こんばんは!(*´Д`*) なんか凄いね、声、、すぐそばに居るみたい!!」



Skypeは、音質がとても良いのがウリ。ヘッドセットをしていると、まるでHARUが耳元で話しているかのように聞こえてくる。初めて聞くHARUの声は、思ってた以上に柔らかく、優しい声だった。


秋乃は前に声の話になったとき、自分の声は嫌いだとHARUに言っていた。
可愛い声でもないし、かと言ってハスキーでセクシーな声というわけでもない。

そんな風に言っていた事を、HARUは覚えていたらしく


HARU
『AKI・・俺、AKIの声好きだよ。俺と話すときはいつもそんな感じなんでしょ?(笑)』


秋乃
「うん・・友だちと話す時は、もっと声低いかも(笑) 好きな人と話すときはこんな感じかな?」


HARU
『じゃ、俺とエッチしてる最中とかも・・ずっとその声なんだよね?」


秋乃
「えぇ~?(笑)うん。あ、でも声大きめだからなぁ・・HARUとしたら・・どうなっちゃうんだろう・・(笑)」



HARU
「そっか(笑)俺はAKIの声・・好きだな。エッチの最中もその声を聞きたい。」


秋乃
「えへへ(●´Д`●) HARUにギュって抱きしめて欲しい」



実際に、声を聞くことで、お互いの距離が さらに縮まった気がした。
メールやチャットでは伝えきれない「雰囲気」も 声を聞くとなんとなくわかるものだ。
まだ逢ったこともないのに、HARUに対して感じていた、大きな安心感は更に強くなった。


優しく響く...少し高めの柔らかい声...ゆっくりとした口調。
出身が西日本のほうだからか...標準語の中に、たまに混ざる少しイントネーションが違う言葉。


秋乃
「HARUの声って・・・聞いてて気持ちいいな。よく寝れそう(笑)」


HARU
『えぇ? そう? たしかに授業中に眠そうにしている子が何人かいるけど(笑)AKI...寝ちゃってもいいんだよ(笑)』


秋乃
「やだー。もっと喋るもん。」


HARU
『ははは(笑)可愛いな、AKIは。』



こんなに身近に感じてしまうと、お互い「逢いたい」気持ちが高まる。
「いつか・・きっと逢おうね!」という約束はしていても、具体的な日時は決まっていなかった。


ついにリアルな声を聞くまでの仲となり、二人は ついに逢瀬の約束を果たすべく行動を起こした。


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