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ひかり⑰


どれくらい・・・眠っていたのだろうか。


心地よいぬくもりを感じて 目が覚めると・・・HARUの腕枕で寝ていた。
HARUは、すこし先に起きていたようだ。



秋乃
「HARU、おはよぉ」

と声をかけると

HARU
『AKI、おはよ。』


と、笑顔のままで、チュッとキスして、ギュッと抱きしめる。



HARUの腕の中で、髪を撫でられながら、夕べのエッチや、今日のデートの話をする。この体勢が居心地良すぎて・・・また・・うとうとしてしまいそうだった。


HARU
『AKI、お腹空かない?』

秋乃
「まだ大丈夫だよ・・・(笑)」


だが、すでに お昼近い時間になっていた。


HARU
『じゃぁ 今から支度して・・・最初に行くところで食事すれば、丁度いい時間かもね。』

秋乃
「そうだね。じゃぁ シャワー浴びてくる(●´ω`●)」


ベットから抜けだして、それぞれの身支度を済ませてゆく・・・

秋乃は、今回のデートに ちょっとしたサプライズを用意していた。
デートプランを立てるときに、行きたい所をHARUに聞かれて、前から行ってみたかった場所を何箇所か候補をあげていたのだが・・決定した場所は、博物館と美術館、そして浅草になっていた。

そして、今日は浅草に行く予定だったので、おもいっきり その雰囲気を楽しもうと、着物を持ち込んでいたのだった。着物と言っても、普段着感覚で着れるような化繊のポップなものだ...。その中でもお気に入りの着物を手早く着付けて、HARUに披露した。



秋乃
「えへへ。どうかな?(笑)」

HARU
『へぇ~!可愛いじゃん!似合ってるよ、AKI。』

秋乃
「ありがとぅ(*´Д`*)」



褒めてもらいたくて着たのに、実際に褒められると・・・照れてしまい恥ずかしい(笑)

二人はホテルを出て、秋乃が行きたかった博物館へ向かう。
着物が好きなこともあり、秋乃は、日本文化や日本史、日本の芸術が好きだ。今回リクエストしたのは、江戸・東京博物館。

両国で降りると、国技館があるため、なんとなく この周辺全体が和な佇まいになっている。
そして、駅のすぐ近くの和食屋さんでランチを食べることにした。

秋乃はすごく楽しみでわくわくしていたのだが 一つ心配もあった。HARUは歴史に特別 興味があるわけではないので、この場所がつまらないのではないかと。


HARU
『そんなの気にしなくていいよ。楽しそうにしてるAKIをみるのが楽しいからね(笑)』
と、前もって言ってくれてはいたけれど・・・。


博物館に向かう道は、桜があちこちに植えてあり、満開の花びらが風に吹かれてユラユラと舞い落ちている・・・秋乃は、持ってきたカメラを取り出すと、辺りの艶やかな風景を切り取っていく。大切な思い出は、写真に撮って残したい質なので、カメラはよく持ち歩いていた。


秋乃
「ほら、キレイな写真が撮れたよ!」

HARU
『うん、よかったね(●´ω`●)』



屈託のない笑顔で、そうHARUに笑いかけると、ぽんぽんと・・・頭を撫でてくれる。
笑顔が絶えない秋乃とHARUは、また手を繋いで歩き出す。

チケットを手にして、施設入口から、順路に沿って見て回る・・・

外観からは、およそ想像できないほど空間が拡がっていた。建物の中なのに、江戸時代の日本橋のレプリカが架かっている。実物大の幅があるらしいが、長さは半分の日本橋を渡り、向こう岸へ。
江戸時代の町並みを再現したジオラマや、徳川幕府の資料等・・・沢山の展示物がライトアップされて並んでいる。そして博物館にしては珍しく、ほとんどのモノが撮影OKだった為、秋乃はテンション上がりっぱなしで歩きまわっていた。


ふとHARUの様子を伺うと・・・つまらなそうな様子は無く、秋乃へ質問したり、興味深そうに展示物を見ているので、ホッと胸をなでおろした。

質問に答える秋乃は、とても嬉しくて饒舌になっていた。
館内を二人とも、かなり長い時間楽しみ・・・ようやく順路を終える。



HARU
『AKI、休憩にお茶しようか。歩きまわって疲れたでしょ?(笑)』

秋乃
「うん(笑)楽しかった! けど、やっぱり草履だとちょっと疲れちゃった(笑)」


館内の甘味処に入り、しばし休憩タイム。



HARU
『よかったね。ココ、思ってた以上に楽しめたよ。』

秋乃
「よかったー!HARUが楽しんでくれて、AKIも嬉しい!」


休憩を終え、おみやげショップで、和雑貨を買い込み・・・博物館を後にする。

駅へ向かい・・・次は、浅草へ移動だ。

電車を乗り継いで、浅草へ向かうが、着物の秋乃はやはり目立つ。
しかも、HARUの見た目が若いとはいえ、歳の差カップルであることは明白なので、余計 人の視線を感じてしまった。秋乃はそれを気にも留めず、電車の中でHARUに寄り添い、手を繋いでいた。


電車を降りて、地上に出ると、あっと言う間に人混みの渦へ・・・


有名な観光スポットなので、外国人や日本人の観光客で溢れかえっている。
雷門や、仲見世通りなどの風景を写真に収めながら、ゆっくりと人の流れに乗って進んでゆく。

浅草寺にお参りをし、喉の渇きと腰を下ろせる場所を探して、近くの公園へ。
HARUが飲み物を買ってきてくれて、二人で喉を潤す。


日はいつの間にか西に傾いていた。


HARU
『もう、夕方近い時間になってるんだね・・・』

秋乃
「そうだね、結構長い時間・・・博物館にいたもんね(笑)」


そういえば・・・と、建設途中のスカイツリーの話になる。


HARU
『確か、ここから結構近いんじゃなかったっけ?』

秋乃
「そうだよね、う~ん・・・・ん?あれ?・・もしかして、アレじゃない?!」


秋乃の視線の先には、近くのビルの上に大きく姿を現している建造物がみえる・・・
まだ、建築途中ではあるが、相当の高さがあるので間違い様がない。

もう少し近くに行けるか・・・調べてみると・・・


HARU
「地図で見ると・・ここからすぐそばにある川縁の公園で、ちゃんと見えると思うよ。行ってみようか?」

秋乃「うん、見てみたい!w」


ゆっくりと歩いて5~6分だろうか・・川縁にある公園へ到着すると・・そこは、満開の桜が咲き誇り、多くの花見客がシートを広げていた。


秋乃
「わぁー!綺麗!!」

公園の川寄りの階段を登ると、向こう岸に、建設中のスカイツリーがそびえ建っている。


西の空は、もうかなり夕焼け色になっているのだが、タワーを一望できる東の空は まだ明るく、真っ青な空が広がっていたので、今がチャンスと構図を決め、数枚の写真を撮った。

辺りは、川を渡ってくる心地よい風に吹かれ・・桜の花びらが優雅に舞って、すごく綺麗だった。
そう...切ないくらい...泣きそうなくらい...この景色が綺麗だった。

・・・もうすぐ今日という一日が終わる。

二人で一緒に居られるのは、明日の夜まで。仙台に帰れば、またいつものHARUに触れられない生活がはじまる。そう・・思うと、寂しくて泣きそうになった。

例え今日という短い時間でも、一緒に見聞きした想い出がある。
この記憶は、宝物のように、この先いつまでも二人の心に刻まれるはず。

しばらく・・・この場所で会話したり、ぼんやり景色を見たり、写真を撮ったり… 優しい時間の流れを楽しむことにした。



HARU
『AKI? そろそろ…ホテルに戻ろうか...。』

秋乃
「うん。ここでも良い写真・・いっぱい撮れて良かった(●´ω`●)」

HARU
『そだね・・ここいい場所だね。また来なくちゃね。』

秋乃
「うん。」



ふたたび地下鉄を利用して、ホテルのある最寄り駅へ向かう。
ホテル周辺まで戻ってしまうと・・あまり食事をとれるところがなく・・・
二人共歩きまわって疲れているので、HARUの知っている駅前の居酒屋で食事を済ませることにした。

居酒屋に入り…
程よく飲んで、食事して、今日あった事を話し・・それ以外の事も話し・・・ここでも、あっという間に時間は過ぎてゆく。


HARU
『じゃぁ、そろそろホテルに戻りますか...。今日もAKIといっぱいエッチしないとね(笑)』

秋乃
「えへへ・・うん(*´з`*)」



店を出て、ホテルへ向かう道…。街灯に照らされた舗道を手を繋いでゆっくりと歩く。
途中、近くのコンビニに立ち寄り、ホテルに戻ったのは、もう20時くらいだった。


ルームNoを確かめドアの前で、非接触タイプのICカードキーを翳せば・・・

<ガチャ・・> すぐに鍵が開いた。


ゆっくりドアを押し開けながら、暗闇の部屋に入る。この場所は、紛れもなく“ ふたりだけの空間 ”。日中、外にいる時のように周囲を気にする必要もない。


ユニットにカードキーを差して、照明をつける。



HARU
『ふぅ ・・ちょっと歩き疲れたけど(笑)ようやく・・・帰ってきたね(笑)』

秋乃
「うん・・帰ってきたね(笑)」

HARU
『AKI、先にシャワー浴びておいでよ。着物..脱ぎたいでしょ?』

秋乃
「うん・・じゃ、先に入るね。」



帯を外し、襦袢姿でバスルームへ。
今日は、春とはいえ 天気が良すぎて汗ばむくらいの陽気だった。きっとHARUも早くシャワーを浴びたいだろうと思い、手早くシャワーを済ませてHARUと交代。



秋乃
「HARU・・・終わったから、入っていいよ。」

HARU
『うん。』



今度は、HARUがバスルームへ・・・

ラブホの浴室くらいの空間とバスタブの大きさがあれば・・・ ここにゆったり二人で入って、いろいろ楽しめるのだろうが・・一般的なホテルの浴室なんて・・・そういう発想を元に作られている訳じゃない(笑)

メイクも落とし、髪も洗ってスッキリした秋乃は、予備の長襦袢を羽織り・・ベッド脇に座っていた。


シャワーを終え戻ってきたHARUは、秋乃の隣に並んで座る。


秋乃は白ワイン、HARUは缶ビールで・・今日あった事を話のネタにしながら飲み始める。


互いの『モノの見方・感じるツボ』が、似ている部分も違っている部分も、隠さず話していくことで、より深く相手のことが分かっていくのが、とても楽しい。

話をしながら・・だんだんと昨夜のエッチの話題になってくる・・・。お酒の力もあり・・もう何だか・・・ふたりともエッチな気分に。

HARU
『・・もう・・・ベッドに入ろうか?AKI。』

秋乃
「・・・うん・・(●´Д`●)」



HARUは、昨日と同じ位置に横たわる秋乃を、キスをしながら抱き寄せた。



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